はじめに
こんにちは、HITORIBI WEBです。
新規集客に目が行きがちですが、**実は最強の集客方法は“紹介”**です。
しかも、紹介される美容室は「広告に頼らなくても予約が埋まる」状態をつくれます。
今回は、紹介が自然に生まれる美容室になるための、顧客満足度向上の工夫を5つご紹介します。
1|“心に残る接客”はちょっとした気づかいから
ただ髪を切るだけでは、お客様の印象には残りません。
ポイントは「小さな一言」や「目の前の人に合わせた対応」です。
💡工夫例:
・「今日はここが少し乾燥してますね」と一言添える
・施術履歴をメモしておき、次回来店時に「前回の色、持ちはどうでしたか?」と尋ねる
・コテやスタイリングの悩みを聞いてワンポイントアドバイス
こうした“自分ごとにしてくれる”対応が紹介につながります。
2|再来時に「前回の話」を覚えているかどうか
人は「覚えられていること」に強く感動します。
・子どもの卒園式の話をしていたら「その後どうでしたか?」と聞く
・髪質の悩みに前回触れていたら、そのフォローをする
カルテやLINEメモに少しだけ記録を残しておくと、次回接客のクオリティが一気に上がります。
3|紹介しやすい空気をつくる
「紹介してください!」と大げさに言わなくても、お客様は“言いやすい雰囲気”があれば動いてくれます。
✅自然な仕掛け:
・「お友達と一緒に来店で500円オフ」のPOPをさりげなく置く
・LINEで「お友達紹介特典ができました🎁」と軽くお知らせ
・「あのお客様にご紹介されたんですね、ありがとうございます!」と伝えて紹介を可視化
4|居心地のよい空間演出で“他と差をつける”
サービスは言葉だけでなく「空気」でも伝わります。
音楽・香り・照明・飲み物などに、少しだけこだわることで**「紹介したくなるお店」に変わります。**
・季節感のある香り(アロマ)を用意
・待ち時間に雑誌ではなくiPadで美容系動画
・ミニギフトやアメをそっと渡す
5|「嬉しい瞬間」を写真やSNSで共有
「新しい髪型、似合ってるね!」の一言が嬉しいのと同じように、
美容師側からその感動を表現してあげることで、**“自慢したくなる体験”**が生まれます。
・ビフォーアフター写真を撮ってInstagramにタグ付け(了承の上)
・スタイル写真をLINEで渡して「SNSに載せても大丈夫ですよ〜」と一言
「紹介しやすい話題」を提供することが、紹介を生むカギになります。
おわりに
紹介されるサロンに必要なのは、予算でも、特別な仕掛けでもありません。
お客様の「ここ、ちょっと好きかも」を増やすこと。
HITORIBI WEBでは、こうした“リアルな接客や導線設計”まで含めて、サロンの仕組みづくりアドバイスしています。