はじめに|「なんとなく順調」から卒業する
こんにちは、小規模美容室専門のホームページ制作を行っている HITORIBI WEB です。
「なんとなく忙しい」「最近お客様が増えた気がする」
──そんな感覚だけで経営を判断していませんか?
美容室経営では、技術や接客の質ももちろん大切ですが、
長く安定して続けていくために欠かせないのが “数字を見える化すること” です。
今回は、個人美容室・小規模サロンがチェックすべき3つの基本指標を紹介します。
1|リピート率 ― お客様の「信頼度」を測る数字
リピート率はサロンの安定度を示す最重要指標です。
どんなに新規が増えても、再来店がなければ売上は積み上がりません。
リピート率=再来店数 ÷ 新規来店数
例えば、
・新規20名中10名が2回目に来店 → リピート率50%
・毎月30名の新規に対して15名が再来 → 同じく50%
まずは現状のリピート率を出し、改善のヒントを見つけましょう。
目標は 60〜70%台。この数字を安定させられれば、売上も自然に伸びます。
2|客単価 ― 「提案力」と「信頼関係」のバロメーター
客単価は「お客様があなたの提案を受け入れているか」を映す数字です。
単価が安定している=信頼されている証。
単価アップを狙うときは、
・値上げではなく“セット提案”
・季節に合わせたメニュー提案
・ホームケア商品の提案
などで、自然に平均単価を上げていくのがポイントです。
3|来店周期 ― 経営の“リズム”を作る数字
お客様がどのくらいの間隔で来店しているか。
この「周期」が整うと、サロンの経営リズムが安定します。
例えば、
・2ヶ月おきの来店 → 年6回
・5週間おきの来店 → 年10回
同じお客様でも、周期を1〜2週間縮めるだけで年商は大きく変わります。
周期を整えるには「次回来店の目安を伝える」ことが大切です。
数字を見ると、改善点が見えてくる
数字は“経営の鏡”です。
リピート率が下がったらカウンセリングや空間に課題があるかもしれません。
単価が落ちているなら提案の仕方を見直すチャンスです。
数字を見ることで「なんとなく」ではなく、
根拠のある判断ができるようになります。
おわりに|数字がわかれば経営はもっと楽になる
美容室経営は感覚で動くことも大切ですが、
数字を把握していれば、無理のない改善ができます。
数字を敵ではなく「パートナー」として扱うこと。
それが安定経営の第一歩です。
HITORIBI WEBでは、こうした「数字で見える経営」をサポートできる仕組みを
ホームページ運用や集客分析にも取り入れています。
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