メニューがひと目でわかるようにする
女性にしろ男性にしろ、美容室を選ぶ時に必ず見るのがメニューです。
自分がやってほしい施術がどれぐらいの価格なのか、そこが一番知りたいポイントです。
ここに至るには2つのステップがあります。
1つ目は自分がやってほしいメニューを選ぶ。
2つ目はトータルの価格がどれぐらいなのかを知る。
この2ステップがスムーズに行われないと、予約に至らずお客様を失うことになってしまいます。
まず1つ目からご説明していきます。
専門用語、業界用語を使わない。使うなら説明を
自分がやってほしいメニューがひと目でわかることが必要なのですが、ここで重要なのが美容師にしかわからない言葉を使わないということです。
個性を出すために薬の名前や、専門用語を使ったメニューを見ることがあります。
これは確かに特徴を出すために良いこともありますが、素人からすると施術内容をイメージできません。
なるべく専門用語や固有名詞を使わないことが重要ですが、美容室のウリを出すためにどうしても使いたい場合は、必ず説明を付記することが必要です。
メニューを増やしすぎない。情報を整理しよう
そしてもうひとつ、メニューを増やしすぎないことです。
メニューを増やすのであれば、親メニューと子メニューがわかるように構成することが必要です。
例えば、カットのメニューで考えてみましょう。
●通常カット【6,000】
●初回カット【5,000】
●2回目カット【5,000】
●ロングヘアカット【7,000】
●学生カット【4,000】
●お子さまカット【3,000】
●お誕生日カット【3,000】
●前髪カット【1,000】
こうなっていると、クーポン適用価格とメニューが混在していて自分がよくわかりません。
本来のメニュー構成は、
●カット【6,000】
●学生カット【4,000】
●前髪カット【1,000】
※肩下料金【+1,000】
※6歳以下のお子さまは【ー1,000】
となります。
わざわざメニューにしなくても、注記することでメニュー構成をシンプルにできます。
さらに、
●初回クーポン【ー1,000】
●2回目限定クーポン【ー1,000】
●バースデイクーポン【ー3,000】
※クーポンの併用はできません。
としておけば、メニューとクーポンを頭の中で別々に考えることができるので、とてもシンプルになります。
ざっと編集しただけですが、これだけわかりやすくなります。
少々長くなりましたので、2ステップ目は次回ご説明いたします。