ホームページは安価で優秀な営業マン
美容院開業をお考えのあなたにとって、最もローコストで、ピンポイントにお客様に情報を届けられる優秀な営業マンが「ホームページ」です。
そのホームページを作る時に、最初の一歩が間違ってしまうと、優秀な営業マンになるはずが、単なるお荷物になってしまう可能性があります。
最初の一歩、これはホームページはそもそも誰のために作るのか、というところです。
もちろんこれはお客様のためです。
ホームページをとにかく自分好みにしたい!という思考に填ってしまうと、お客様のためではなく自分のためのデザインになってしまいます。
お客様がほしい情報
お客様のため。
お客様はホームページを通してどのような情報を得たいのでしょう。
例えばあなたがレストランを探しているとします。
Aのレストランは「大使館で料理人をしていた●●が、訪日した要人を満足させた赤身ステーキを提供しています」という売り文句を掲げているとします。
一方Bのレストランは「元●●交響楽団でクラリネットの演奏経験があり、クラシック音楽を極めた店主が極上の料理を提供します」という売り文句を掲げているとします。
どちらのレストランにあなたは行きますか?
言うまでもなく、Aのレストランでしょう。
なぜなら、あなたは「どんな料理人が、どんな料理を作るのか」それを知りたいからです。
「どんな人が料理をつくるのか」ということではありません。
知りたいのは「美容師としてのあなた」
つまり、あなたのお客様も「あなた」ではなく「美容師としてのあなた」を知りたいのです。
音楽が好き、釣りが好き、ファッションが好き、映画が好き、そういうことではありません。
40代女性が10歳若返るカットができる、ハンドブローで再現性が高いカットができる、大学で髪とカラーリングを研究したカラー専門家、頭皮ケアで1万人以上の頭皮改善を行った、など「美容師としてのあなた」のキャラクターがわかるものが求められるのです。
お客様がお金を払うのは「あなた」ではなく「美容師としてのあなた」です。