美容院のホームページを作る時に「とにかくオシャレな感じにしたい!」と思っている方は少なくないはずです。
もちろん身だしなみをご提供する職業ですから、コテコテの企業サイトのようなデザインはNGです。
しかし、オシャレだからといってそこばかりが先行していてもいけません。
美容院のホームページの役割は何ですか?
実は美容院のホームページには2種類あります。
1)とことんオシャレというか美容院のイメージを表すホームページ
2)集客を目的としてホームページ
この2つのうちのどちらかを採用することになるわけですが、その判断材料として「ホームページの役割」を考えます。
とことんオシャレなホームページでOKな美容院
まず(1)のホームページの場合は、集客は度外視です。
とにかくその美容院のイメージを表すホームページであればいいわけです。
必然的にSEO対策や、どのHTML言語を使うのか、フラッシュを使うのかどうか、そういったことも考えなくてよいでしょう。
こういった美容室はどんなところなのでしょう?
ホームページからの集客は必要ないので、すでに有名であることがわかります。
黙っていてもお客様が来るわけです。
また、ユーザビリティを追求しないことで、他店でもよいというお客様は来ないようにするというフィルターの役割も担っています。
つまり、お客様の選り分けができる美容室です。
もしあなたの美容院がこのタイプであれば、とことんオシャレを追求してホームページを作ってみてもよいでしょう。
例えるなら、アパレルブランドのホームページを見てみてください。
使い勝手の悪さといったら、それはもう…という感じです。
ただ、鏤められた動画やアニメーションでイメージは伝わってくるようになっています。
ホームページで集客をしたい美容院
一方、ホームページで集客をしたい美容院の場合は、そうはいきません。
ゴールは「予約」です。
「予約」までスムーズに行ってもらえるように、ユーザビリティを高くしなければいけません。
文字が小さすぎたり、特殊な単語が使われていたり、英語ならまだしも、フランス語やマイナー言語で表されていたり、動画だらけだったり、ボタンが見えにくかったり…こういったユーザーがアクションをおこしずらいホームページは避けたいところです。
また、SEO対策もしっかりと行う必要があります。
ソースや画像が重すぎたり、フラッシュを使っていたり、1ページだけのホームページだったり…こういったことも避けたいですね。
ただ、ある程度オシャレにしたり、美容院のイメージが分かるようにしなくてはいけません。
ユーザビリティを確保しながら、デザインもしっかりとしているホームページが必要です。
なかなか素人には作ることはできません。
だからこそ、集客できるホームページにするためにはプロに依頼するのが1番なのです。
決してホームページを作ることができるということでお友達に頼んだりはしないようにしてくださいね。