ホームページを「正しく作る」
とても便利な世の中になりました。
ひと昔前であれば、ウェブサイトの制作なんてHTML、CSSのタグの知識はもちろん、PhotoshopやIllustratorの知識も必要な少々専門的な分野でした。
そのため、プライベートであればさておき、責任の伴う自社のホームページを作ろうと思ったら基本的に外注をするのが当たり前でした。
しかし、今は特に専門的な知識が必要なく、アマチュアでもホームページを作れてしまうウェブサービスが巷に溢れています。
開業をお考えの美容師様も、自分でホームページを作る方が多いのもうなずけます。
ただ、ホームページって作ればよいというものではありません。
「正しく作る」とHITORIBI WEBではお伝えしていますが、ホームページとして機能しなければ、ドメイン料やサーバー代といった余計なランニングコストがかかるだけです。
美容院にとってのホームページの役割
美容院にとってのホームページの役割は3つあります。
(1)あなたの美容院があるということを多くの方に知ってもらうこと
(2)あなたの美容院はどういう美容院なのかを多くの方に知ってもらうこと
(3)あなたの美容院に多くの方に訪れてもらうこと
美容院そ存在を知ってもらう
(1)は簡単に言うと、ウェブ検索で表示される回数を増やすということです。
例えばあなたの美容院が赤坂にあったとします。
多くの方は「赤坂 美容院」というキーワードで検索します。
その時に1ページ目に表示されるようにするということです。
または薄毛のケアを重点的にやっているのであれば、「薄毛 美容院」と検索した時に1ページ目に表示されると効果的ですよね。
ただウェブサイトを作るだけでは、こうはなりません。
美容院のキャラクターを知ってもらい、多くのお客様を誘い込む
専門的な知識と、戦術が必要なのです。
そして(2)(3)はホームページ内のコンテンツをどう並べるか、どういう言葉を使うのか、で決まります。
これは、美容師さんが「自分目線」で情報を発信しても響きません。
あなたのお客様はどういうものをあなたに求めているのか、それが分かった上で「お客様目線」で情報を発信する必要があります。
ここまで考えてホームページを作ることで、ようやくホームページとして機能するのです。
確かに美容院開業時にはコスト削減のために、なるべくDIYでできるところはやりたいと思うでしょう。
しかし、ホームページは安易にDIYをすることで、時間とお金を無駄にしてしまう可能性があるのです。