美容院のホームページを制作する時に、「サロンについて」「about」というコンテンツを設けます。
ここではgoogle検索をした時に、タイトルの下に表示されるディスクリプションのような役割を果たします。
あなたの美容院が一言、とは言わないまでも、一文でわかるような内容です。
お店の魅力は200字以内で説明
一文というぐらいですから、長文は効果的ではありません。
お客様に伝えたいあなたのサロンの魅力がたくさんあるのはとても良いことです。
ただ、それをすべて書いても、お客様は読んではくれません。
お客様が一瞥して読める程度にまとめましょう。
文字数にすると、120文字から200文字ぐらいが理想的です。
400字詰の原稿用紙の半分ぐらいです。
形容詞では伝わらない
また、魅力を箇条書きしたり、フォントサイズや色を変えることでより伝わりやすくなります。
さて、この「about」を作るにあたって、何を伝えるべきか考える上で、ひとつコツがあります。
それは、抽象的な表現は使わないことです。
例えば「明るい」「静か」「楽しい」「きれい」といった形容詞を魅力にしないということです。
こういった形容詞の持つイメージは人によって違います。
あなたが思っている「明るい」とお客様が持っている「明るい」のイメージが違うのです。
もし、形容詞があなたのサロンのホームページに並んでいたのであれば、ちょっと手直しをするだけで見違えるように伝わりやすくなります。
もう一段深く考えると魅力が伝わる文になります
例えば「明るいサロン」という言葉が出ていれば、あなたは何かに対して「明るい」というイメージを持っているわけです。
魅力を知っているわけですから、お客様に伝えられるようになるまで、あと一歩のところまできています。
それでは、どう手直しをするのか、それはあなたが「何に対してその形容詞のイメージを持っているか」を考えてみましょう。
あなたが明るいと感じているのが、スタッフの性格の明るさなのか、店舗デザインの明るさなのか、そしてスタッフの性格であれば、どのように明るいのか、それがお客様にとってどういったプラスをもたらすのか、そこまで具体的に考えてみましょう。
あなたはすでに魅力を知っているわけですから、答えはあなたの中にあるのです。
あとはちょっと深く考えてみるだけで、お客様を惹きつける「about」になるかもしれません。