お客様にとって必要ない情報は入れない
美容院のホームページを作る時に気をつけなければいけないのは「自分目線で作らない」ことです。
美容院の情報はオーナーであるあなたにとって、すべてお客様に伝えたい大切なものです。
それだけに、ホームページを作る時に、どうしてもすべての情報を入れてしまいたくなります。
あなたが必要だと思っている情報と、お客様が必要だと思っている情報は違います。
または、あなたが必要だと思っている情報は、実はお客様にとってそんなに必要ではない情報であることもあります。
ホームページはテーマパーク
ホームページを作る時に気をつけなければいけないことは、「あなた目線」ではなく「お客様目線」です。
試しに、いくつかの美容院のホームページを覗いてみましょう。
そのうちのいくつかは情報量が多すぎて、あなたが迷子になってしまうものがあります。
そういったホームページは、美容院のオーナー自身が作っているものかもしれません。
ホームページはいわばテーマパークです。
入口から入って、予約するという出口を出るまでに、基本となる流れができていなければいけません。
例えば、入って、どういう美容院なのかを知って、どんなメニューで、それがどれぐらいの値段で、場所はどこなのか、営業時間はいつなのかを知って、どこから予約をすればよいのかわかればよいのです。
その基本的な流れに乗りながら、口コミやスタイリストの情報、お店の中の様子、ブログなどの枝葉的なコンテンツを見ます。
そして枝葉のコンテンツに寄り道をしても、いつの間にか本流に戻っている、そういったウェブサイトが理想的です。
ホームページはただ作るのではなく、お客様の流れを考えながら設計していくことも必要なのです。