美容師がわからないメニューはお客様はもっとわからない
前回「お客様は美容室のメニューを見る時に２つの段階を経ています【メニュー選び編】」の続きです。
メニューの情報整理ができてなく、お客様が迷子になってしまうような見せ方をしていると失客につながってしまうというお話でした。
メニューを増やしすぎないということは前回お話ししましたが、今回は価格についてです。
メニューの価格を決める上でとても重要なことがあります。
これは絶対条件ですので、必ず守っていただきたいのですが、それは…
あなたが価格を覚えられないメニューは作ってはいけない！ということです。
お客様のため、そう思って様々なクーポンや特典を付けることで、美容師自身が覚えられないメニューになってしまうのはよくあります。
これは絶対にやってはいけません。
なぜなら、自分が覚えられないということは、メニュー構成がカオス状態だということです。
そしてカオス状態だということは、必ずルールが破綻しているところがあるからです。
メニューを作る時、特に値段においては必ずひとつのルールに則ってなくてはいけません。
でなければ、メニューによってお客様が損をするというケースを作ることになるからです。
お客様はそういう所に気づきます。
そしてそこに気づいたお客様は、その穴をうまくつくか、お店に対して信用をなくし再来店しなくなるかのどちらかです。
メニューを作る時は、ひとつのルールに基づいて、自分が覚えられるように作りましょう。
そうすることでひと目でスッキリと理解できるメニューになるはずです。
自分の施術してほしいメニューがわかり、価格がわかる、この２つのステップがスムーズにいくことでより多くのお客様を手に入れることができます。