似合わせカットって何?
これは美容院に限ったことではないかもしれません。
ネイルサロン、エステサロンといった「美」関連のホームページを仕事がらよく見るのですが、いつも引っかかるのが「どういう意味?」というメニューです。
例えば、美容院のメニューで言うと「似合わせカット」。
カットとの差別化で生まれた言葉なのか、美容コンサルが生んだ言葉なのかはわかりませんが、この言葉を見ると「カットと似合わせカットってどう違うの?」ということなんです。
こう尋ねられた時に明確な回答があればそれはものすごい武器になりますが、そうでなければ逆効果です。
例えばホームページに「カット」と「似合わせカット」が並んでいるとします。
そして「似合わせカット」のところに「似合わせカットとはお客様の骨格のサイズを測り、お客様の頭の形に最も似合う髪型を統計的に出したものをご提案するメニューです」といったことが書かれていればOKです。
特殊なワードは説明できれば強力な武器になる
もし一般的に認知されていない、業界用語やサロンが独自に生み出した言葉をホームページ上で使うのであれば、「明確に説明できるのか」と自問してみるとよいでしょう。
お客様は美容院のことを知りません。
そして美容業界のことを知りません。
知らないからこそ、丁寧にわかりやすく説明することで、あなたの美容院にとっての特別なコンテンツになるかもしれません。